概要
さくらんぼの選果作業を効率化するため、スマートグラス「MiRZA」と画像認識AIを活用し、果実のサイズ区分を作業者の視界に表示する技術検証を行いました。
背景・課題
SunnyFrostGardenでは、サイズ区分判定に約43時間を要しており、選果作業全体の約29%を占めています。人による品質判断を残しながら、測定作業を支援する仕組みを検討しました。
実施内容
管理された条件下で、カメラ映像から果実を認識し、輪郭と画面上の大きさをスマートグラスに表示できることを確認しました。あわせて、アプリが連続して安定動作するかを検証しました。
検証結果
果実の認識と表示には成功しましたが、実寸への換算に必要なカメラから果実までの距離を取得できず、サイズ区分に必要な精度と安定性には達しませんでした。このため、現行機器によるサイズ判定の実用化は見送る判断としました。
今後の展開
今回確認できた画像認識とAR表示の技術を生かし、現在は作業者が見ている枝に剪定候補を表示する「剪定作業支援」の検証を進めています。